「今日のランチ、Uber Eatsにしようかな?」「急な来客、日用品を届けてほしい」。私たちの生活にすっかり定着したUber Eats(ウーバーイーツ)。しかし、「自分の住んでいる地域は配達範囲なのだろうか?」と疑問に思ったことはありませんか?
Uber Eatsは2021年に全国47都道府県への進出を果たして以降も、驚異的なスピードでサービスエリアを拡大し続けています。この記事では、2025年12月現在の最新情報に基づき、Uber Eatsの配達範囲に関するあらゆる疑問にお答えします。ご自宅や職場がエリア内かを確認する簡単な方法から、最新のエリア拡大動向、さらには配達パートナーとして効率的に稼ぐためのエリア戦略まで、徹底的に解説します。
Uber Eatsの配達範囲、全国へ拡大中
かつては都市部限定のサービスというイメージが強かったUber Eatsですが、その姿は大きく変わりつつあります。2021年9月には47都道府県すべてでのサービス展開を開始し、今や日本を代表するデリバリープラットフォームとしての地位を確立しました。国内のユーザー数はライバルの出前館と並びトップクラスであり、多くの人々に利用されています。
2025年、地方都市への展開を加速
特筆すべきは2025年の動向です。Uber Eatsは「Anywhere:日本全国津々浦々でデリバリーを可能にする」という目標を掲げ、これまでサービスが手薄だった中小規模都市や地方への展開を本格化させました。2025年10月には、年初に掲げた「年内に100都市以上で新規展開する」という目標を達成したことを発表。この戦略的な拡大により、高齢化が進む地方での買い物困難者支援といった社会的課題の解決にも貢献し始めています。
これまでは主要都市部を中心にサービスを展開してきましたが、今後は地方都市でもサービスを拡大し、より多くの加盟店さま・お客さまにご利用いただけるよう取り組んでまいります。
実際に2025年には、3月の10県22都市でのサービス開始を皮切りに、毎月のように新規エリアが追加されました。例えば、6月には北海道帯広市や福島県いわき市、11月には千葉県袖ケ浦市や愛知県蒲郡市などでサービスが開始され、着実に利用可能な地域が広がっています。
データソース: Uber Eats Japan プレスリリース等に基づき作成
フードだけじゃない「なんでも手に入る」プラットフォームへ
Uber Eatsの進化は、エリア拡大だけにとどまりません。取り扱い商品も、レストランの料理からスーパーマーケットの生鮮食品、ドラッグストアの日用品、さらには家電製品まで多岐にわたっています。2024年には食品・日用品の売上が前年比で約2倍に伸びるなど、その需要は急増しており、「欲しいものが、いつでも、どこでも、なんでも手に入る」という「Get Anything」プラットフォームへの進化を加速させています。
【簡単2ステップ】あなたの住所が配達範囲か確認する方法
「自分の住んでいる場所が配達エリアか知りたい」という方のために、誰でも簡単に確認できる2つの方法をご紹介します。
方法1:公式サイト・アプリで住所を直接入力
最も確実で簡単なのが、Uber Eatsの公式アプリまたは公式サイトで、届け先の住所を直接入力してみる方法です。アカウント登録なしでもPCサイトから確認できます。
- Uber Eatsのアプリを開くか、公式サイトにアクセスします。
- トップページ上部にある住所入力欄に、配達を希望する住所(自宅、職場など)を入力します。
入力後、画面の表示によって配達エリア内外を判断できます。
- 【エリア内の場合】: 周辺のレストランや店舗の一覧が表示されます。そのまま注文に進むことが可能です。
- 【エリア外の場合】: 「現在サービスをご利用いただけません」や「Uber Eats をまもなくご利用いただけます」といったメッセージが表示されます。後者の場合は、近日中にサービスが開始される可能性があります。

方法2:最新の全国エリアマップで全体像を把握
「自分の街のどのあたりまでが範囲なの?」「旅行先で使えるかな?」といった、より広域なエリア情報を知りたい場合は、有志のウェブサイトなどで公開されているエリアマップが便利です。これらのサイトでは、Googleマップ上に配達可能範囲が色付けで表示されており、視覚的にエリアを把握できます。
ただし、情報は常に更新されているため、最終的な確認は前述の公式サイト・アプリで行うことをお勧めします。詳細なエリアマップを掲載しているサイトも参考にすると良いでしょう。
全国47都道府県の主要な配達対応エリア一覧
2025年12月現在、Uber Eatsは全国47都道府県でサービスを提供しています。以下に、各地方の主要な対応市区町村をまとめました。エリアは日々拡大しているため、ここに記載がなくてもサービスが開始されている場合があります。また、記載されている都市内でも一部地域のみが対象の場合があるため、正確な情報は必ずアプリでご確認ください。
北海道・東北地方
- 北海道: 札幌市、函館市、旭川市、小樽市、釧路市、帯広市、室蘭市、苫小牧市、千歳市、江別市、北斗市、石狩市など
- 青森県: 青森市、八戸市、弘前市、十和田市など
- 岩手県: 盛岡市、花巻市、北上市、奥州市、一関市、滝沢市など
- 宮城県: 仙台市、石巻市、大崎市、登米市、多賀城市、名取市、塩竈市など
- 秋田県: 秋田市、横手市、大仙市、由利本荘市、大館市など
- 山形県: 山形市、天童市、米沢市、鶴岡市、酒田市など
- 福島県: 福島市、郡山市、いわき市、会津若松市、須賀川市など
関東地方
- 東京都: 23区全域、および多摩地域の多くの市(八王子市、立川市、武蔵野市、町田市など)
- 神奈川県: 横浜市、川崎市、相模原市の全域、および藤沢市、茅ヶ崎市、鎌倉市、小田原市など県内の多くの市町
- 埼玉県: さいたま市、川口市、川越市、所沢市、越谷市など、県内の広範囲な市
- 千葉県: 千葉市、船橋市、市川市、松戸市、柏市、木更津市、成田市など、県内の広範囲な市
- 茨城県: 水戸市、つくば市、日立市、ひたちなか市、土浦市、古河市など
- 栃木県: 宇都宮市、小山市、足利市、栃木市、佐野市、那須塩原市など
- 群馬県: 高崎市、前橋市、太田市、伊勢崎市、館林市、渋川市など
中部地方
- 愛知県: 名古屋市、豊田市、岡崎市、一宮市、豊橋市など、県内の広範囲な市
- 静岡県: 静岡市、浜松市、沼津市、富士市、焼津市、掛川市など
- 新潟県: 新潟市、長岡市、上越市、三条市、燕市など
- 長野県: 長野市、松本市など
- 山梨県: 甲府市、甲斐市、笛吹市、南アルプス市など
- 岐阜県: 岐阜市、大垣市、各務原市、多治見市など
- 富山県: 富山市、高岡市など
- 石川県: 金沢市、小松市、白山市、加賀市など
- 福井県: 福井市、坂井市、敦賀市、鯖江市など
近畿地方
- 大阪府: 大阪市、堺市、東大阪市、豊中市、枚方市など、府内のほぼ全域
- 兵庫県: 神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市、明石市など
- 京都府: 京都市、宇治市、長岡京市、亀岡市など
- 滋賀県: 大津市、草津市、彦根市、長浜市など
- 奈良県: 奈良市、橿原市、大和郡山市、天理市など
- 三重県: 四日市市、津市、鈴鹿市、伊勢市、桑名市など
- 和歌山県: 和歌山市
中国・四国地方
- 広島県: 広島市、福山市、呉市、東広島市、尾道市など
- 岡山県: 岡山市、倉敷市など
- 山口県: 下関市、山口市、宇部市、周南市、岩国市など
- 鳥取県: 鳥取市、米子市
- 島根県: 松江市、出雲市
- 愛媛県: 松山市、今治市、新居浜市、西条市など
- 香川県: 高松市、丸亀市、坂出市など
- 高知県: 高知市
- 徳島県: 徳島市、小松島市など
九州・沖縄地方
- 福岡県: 福岡市、北九州市、久留米市、大牟田市など、県内の広範囲な市
- 熊本県: 熊本市、八代市、荒尾市など
- 長崎県: 長崎市、佐世保市、諫早市、大村市など
- 佐賀県: 佐賀市、唐津市、鳥栖市など
- 大分県: 大分市、別府市、中津市、日田市など
- 宮崎県: 宮崎市、都城市、延岡市など
- 鹿児島県: 鹿児島市、霧島市、鹿屋市など
- 沖縄県: 那覇市、沖縄市、うるま市、宜野湾市、名護市など
※上記は関連情報サイトや公式発表を基に2025年12月時点でまとめたものです。最新かつ詳細なエリアはアプリでご確認ください。
配達範囲と料金・営業時間の関係
Uber Eatsの利便性は、配達範囲だけでなく、料金体系や営業時間にも支えられています。これらはエリアの特性によって少しずつ異なります。
配達手数料と各種料金の仕組み
Uber Eatsの注文時にかかる料金は、主に以下の要素で構成されています。
- 商品代金: レストランが設定したメニューの価格。
- 配達手数料: 50円からで、レストランと届け先の距離、近くで稼働している配達パートナーの数、天候、注文の集中度合いなどによって変動します。
- サービス手数料: 商品代金の10%が基本です。
- 少額注文手数料: 注文金額が780円未満の場合に、別途150円の手数料がかかります。
月額498円(年額3,998円)のサブスクリプションサービス「Uber One」に加入すると、対象店舗での1,200円以上の注文で配達手数料が何度でも0円になる特典があります。月に数回以上利用する方は加入を検討する価値があるでしょう。
エリアによって異なる営業時間
Uber Eatsの営業時間は全国一律ではなく、エリアの需要に応じて設定されています。大きく分けて3つのパターンがあります。
- 24時間営業: 東京都、大阪府、愛知県、福岡県など、大都市圏の主要エリアでは24時間注文が可能です。深夜や早朝のニーズに応えています。
- 深夜まで営業(例: 9:00~26:00): 宇都宮市や高崎市など、都市部に準じるエリアでは深夜2時頃まで営業している場合があります。
- 標準営業時間(例: 9:00~24:00): 多くの地方都市では、朝9時から深夜0時までが一般的な営業時間となっています。
ただし、これらはあくまでサービス全体の営業時間であり、個々のレストランの営業時間は異なります。利用したいお店が営業しているかは、アプリで直接確認する必要があります。
【配達パートナー向け】配達範囲を活かして効率的に稼ぐ戦略
Uber Eatsの配達パートナーとして収入を得るには、ただ配達するだけでなく、どのエリアで、どの時間帯に稼働するかが重要になります。ここでは、配達範囲の特性を活かした戦略を紹介します。
注文が集中する「ピークタイム」を狙う
注文数は一日中均一ではありません。一般的に、注文が最も集中するのは以下の2つの時間帯です。
- ランチタイム(11:00~14:00頃)
- ディナータイム(18:00~20:00頃)
これらの「ピークタイム」は注文依頼(リクエスト)が絶え間なく入る可能性が高く、配達件数を稼ぎやすい時間帯です。さらに、雨の日や深夜帯は稼働する配達パートナーが少なくなる一方で注文需要は高まるため、報酬が上がりやすい傾向にあります。
需要の高い「ホットスポット」で待機する
効率的に配達依頼を受けるには、注文が発生しやすい場所、いわゆる「ホットスポット」で待機するのが基本戦略です。配達パートナー用のアプリには、注文が多いエリアが暖色で表示される「ヒートマップ」機能があり、リアルタイムで需要の高い場所を把握できます。
一般的に、時間帯によって狙うべきエリアは異なります。
- ランチタイム: オフィス街やビジネス街が中心。ファストフード店、牛丼店、コーヒーチェーン店などが集まるエリアで待機すると、ビジネスパーソンからの注文を受けやすくなります。
- ディナータイム: 住宅街、特にマンションが密集しているエリアが狙い目です。ファミリーレストラン、寿司チェーン、ピザ店などの周辺が注文の発生源となりやすいです。
Uber Eatsのシステムは、基本的に店舗から最も近い配達パートナーに依頼を送る仕組みのため、人気店の近くで待機することが、配達件数を増やす鍵となります。
新時代へ:荷物も届ける「Courier(クーリエ)」サービス始動
Uberの挑戦はデリバリーの枠を超え、物流の領域へと拡大しています。2025年11月19日、Uberは荷物の即時配達サービス「Courier(クーリエ)」を正式に開始しました。

このサービスは、タクシー配車でおなじみの「Uber」アプリから利用でき、書類や小包などを平均30分で届けることを目指しています。配達はUber Eatsの配達パートナーが担うため、彼らにとってはフードデリバリー以外の新たな収入機会となります。
サービスは2024年12月の広島・那覇での実証実験を経て、東京・大阪を含む全国22都道府県でスタートしました。今後はバイク便などが普及していない地方都市を中心に順次拡大し、全国展開を目指すとしています。
データソース: Uber Japan Newsroom (2025年11月19日時点)
まとめ
本記事では、Uber Eatsの配達範囲について、最新の動向から具体的な確認方法、関連情報まで幅広く解説しました。ポイントを以下にまとめます。
- 全国へ拡大: Uber Eatsは47都道府県すべてをカバーし、特に2025年は地方都市への展開を加速させ、100以上の都市で新規にサービスを開始しました。
- 簡単なエリア確認: 公式サイトやアプリで住所を入力すれば、誰でも簡単に配達範囲内かを確認できます。
- 多様化するサービス: レストランの料理だけでなく、食料品や日用品のデリバリーも強化。さらに、荷物を届ける新サービス「Courier」も開始し、サービスの幅を広げています。
- エリアごとの特性: 営業時間や配達パートナーの稼ぎやすい場所は、エリアの需要によって異なります。
Uber Eatsは、単なるフードデリバリーサービスから、人々の生活を支える総合的な「即時配達プラットフォーム」へと進化を続けています。あなたの街でも、今日からUber Eatsの便利なサービスが利用できるかもしれません。まずは一度、アプリでご自身の住所を調べてみてはいかがでしょうか。


